クレディ・スイスがなくなると思わなかった軽薄な理由

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クレディ・スイスがあっけなく437年の歴史に幕を下ろしてビックリ!

最近良いニュースはないけど、ボロボロだったドイツ銀行も立ち直ってきたし、
そのうちなんとかなるんじゃないの、ぐらいにしか考えていなかった。
根拠は世界の富裕層が預けるスイスの銀行は安全でしょ、という軽薄なもの。
反省を踏まえて、懺悔の記録を書き残しておこうと思う。

また外資系のプライベートバンク(PB)で日本に拠点があるのは、
クレディ・スイス、UBS、ロンバー・オディエのいわゆるスイス銀行と、
リヒテンシュタインのLGT銀行ぐらいしか思い当たらない。
そのうちの一つがなくなるなんて思いもよらない展開だった。

今月初めに野村総研が富裕層の世帯数調査を公表
富裕層は年々増加しているそうだが、外資系PBは年々減少。

十数年前に税理士事務所で働いていた頃、仕事でPBを探したときは、
シティやメリル、ソシエテジェネラル、HSBC、スタンダードチャータード等、
いろいろあったと記憶しているが、今ではすべて日本から撤退している。

日本の富裕層世帯の増え方が世界に比べて遅れを取っているのか、
日本人は富裕層でも運用に消極的で手数料が得にくいからなのか、
はたまたその両方なのか、ここを掘り進めると何か気付きがあるかも。

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