最近はESG投資という言葉が一般的になっているので、
投資家が投資の意思決定の際に、
E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)
の要素を考慮するのが当たり前になってきた。
※長期投資で無意識にやっていた話が顕在化しただけかもしれないが
その一方で、企業のESGへの取組みを評価・分析してきたCSR関係者は、
投資家が重視している会計情報等の理解が進んでいないように思える。
その代表例がリコーに対する評価。
CSR関係者が環境に対する取り組みを評価すると、
同じ複合機事業のキヤノンや富士フィルムHDと同列または
環境経営の先駆けのリコーを一段上に位置づけているように感じる。
でも業績を比較するリコーはキヤノンの足元にも及ばない。
そして最近のこの3社の動向をざっくり捉えるなら、
- キヤノン・富士フィルム…複合機事業での利益を元手に次の収益の柱を育成中。
- リコー…主力の複合機事業を立て直すべく奮闘中。
というように圧倒的な差がつきはじめているような。。。
厳しく言えば、守ろうとしている未来の地球にリコー自身は存在するのか?
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