もうすぐ選挙だし、前使ったデータも新しくなったので、書き直し。
財務省の「国民負担率の内訳の国際比較」より
日本人が変なトコ。
アメリカの方が日本より税金安いじゃないか!と怒る一方で、
社会保障はヨーロッパ並みにしてくれ!と要求する。どっちか一方しか無理。
でも国民の無知に振り回され、両方追い求めた結果、借金の山を築いてしまった。
民主党のマニフェストは両方追っかけているように見えるよ。
社会保障制度についてだけ考えれば、
・アメリカ型を望むのなら、とりあえず医療費は一律7割負担に
・ヨーロッパ型を望むのなら、とりあえず消費税は20%に
自民党と民主党が2大政党なら、これくらい政策をはっきり分けて選挙して欲しい。
不景気だから選挙でケチなこと言いづらいんだろうけど、
永仁の徳政令(1297年,幕府が御家人の借金をチャラに)みたいのダメだからね。
おまけデータ
・社会保障給付費の国際比較(社会実情データ図録)
・社会保障財政の国際比較(PDF)
・失業保険制度の国際比較(PDF/データブック国際労働比較2009)
コメント
本当、政治のお金の話になると当たり前がまかり通らない。
歳入と歳出なんて自動計算でもできそうなものだけど・・。
必要な情報をぜーんぶ入力してコンピュウタに計算してもらって、みんな文句を言わないとか。そうすれば、政治家も国をよくする仕事に専念できる。ところで、借金がいくらになったら、日本は破産するのですか?
「アメリカは日本より税金安いじゃないか!と怒る一方で、
社会保障はヨーロッパ並みにしてくれ!と要求する」
これこれ!自分も以前から考えていたことのひとつです(笑)
欧州みたいに消費税20%にします!
その代わり学費無料・医療費その他諸々世界最高の社会保障を実現します・・・なんてどっちかの政党が言ってくれれば違いもあるんですが民主の掲げる案と似たようなものを自民も後出しするからどっちに選んでも違いがあまりないんですよねぇ
クレアさんの話は、なんとなく投資でいう、インデックスファンドみたいな感じですね。自動計算なら信託報酬も安い、みたいな。日本の破産の話は今日の記事にしてみました。
とよぴーさん、そっちを選択するとなると日本の場合、もう一つ受け入れてもらわないといけない話があります。お金がたくさん集まれば、その分汚職も確実に増えます!(笑)