最近、ふと気がついたこと。
mixiなどのSNSやTwitterのプロフィール欄がキーワードの羅列、
って方が増えているような気がする。
しかもそのキーワードが妙にマニアックだったりする。
そして結局のところ、その人がどんな人なのかはよく分からない…。
なんか一昔前の、Webサイト作成の失敗例のようなイメージ。
Webサイトが検索エンジンに探してもらえるようにとヘッダーに、
「meta name=”keywords” content=”○○○,○○○,○○○”」
と記述する際、キーワードを多くしすぎて、何のサイトか分からなくなってしまう。
その結果、ページランクも下がり、検索結果も上位に表示されない。。。
でも、タグ化、キーワード化するプロフィールに込められた想いはよく分かる。
「多くの人とつながりができますように!」って願ってるんだよね。
それに「プロフィール=自分についてのキーワード集」の方が真実なのかも。
私たちは「私は○○な人です」って言い切れるほど、自分を理解できてないから。
こういうのって、意外と日本人らしい発想かもしれない。
全体よりも部分のありかたに注目しているような、ものの見方。
だから日本の文化は「端っこ」が美しいんだ。
話はだいぶ飛ぶけど、、、
「一億総中流」とか、みんなが同じを目指した時代が終わり、
社会や個人の趣向が細分化していくなかで現れた現象なのかもしれない。
そしてこんな個人の動向を分析して、何が売れるか頭を悩ます、
マーケティングの担当者って大変なんだろうなぁ、としみじみ思うのだった。
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