ポール・サミュエルソン名言集

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ノーベル賞経済学者ポール・サミュエルソンが、
非常に冷静な目で投資の世界を見つめる学者であることを知った。

~長期投資のリスク解説に対する批判~
 投資期間が長くなれば、リスクはゼロに向かって減少していくというのは真実でない。 訪れる年はどの年も、残された全期間にとっての最初の年なのである。

~短期投資の誘惑に負けるな!~
 手っ取り早く稼いだ誰かの話を聞いた日は、我が戦略の真っ当さをもういちどわが身に言い聞かせ、ぐっすり寝ることだ。

~投資心理に対する鋭い指摘~
 人はひとたび株式投資で成功すると、成功が収められなくなるまで、株式にはリスクがないと信じ始めるのである。

※出典…「投資の巨匠たち~証券市場を動かした9人の賢人からのメッセージ」

コメント

  1. 長期トレンド探索中 より:

    久しぶりにコメントします。
    管理人さんの探究心(常に自分を知識の足りない人間と位置付ける辺り)に敬服しますな(o ̄∀ ̄)ノ
    自分の考え方は、短期で売買したい人間はすればいいと思います、自分にあった投資法を探す過程でそれもありかな?と思う訳です。
    ただし、自分の相互リンク友達?でスイングトレード(鞘取り)を主に実践している方がいるのですが、
    彼の一ヶ月の手数料が業界最安値水準を謳うイー・トレード証券で30万を超えているそうです。
    短期トレーダーも結構大変みたいですよ(その方、一日で普通に25往復とかしてますからね)。
    管理人さんライブドアショック被害なかったんですか?自分はピークで30%持ってかれましたよ。

  2. スマ より:

    まろさん、お久しぶりです。ナカナカ株式投資を始められないスマです。今年こそは何とか投資用の資金をためて投資を始めようと思っています。
     先日、このブログで紹介されている初心者向けの推薦書を買いました。本も少しずつ読んで勉強していきます。
     「残された全期間にとっての最初の年」
     この「残された全期間」というのは企業があと何年存続するか、という意味でしょうか?
     ドラッカーも著書の中で、「今まで企業は永遠とまでは行かなくてもできる限り長く存続し続けることが前提とされていた。
     だが、これからの変化の激しい時代の中にあっては、それは不可能になってきた。繁栄する企業としての寿命は30年を超えることすら不可能になってきている。だから、一つの企業で一生働けるなどと思ってはいけない。仕事を変われる能力を身につける必要がある。」
     という趣旨の事を書いてあったと思います。最後の部分は投資には関係ないですが・・・。
     企業がづっと同じように存続していかないと前提に立てば、長く持ち続けるほうが良いという考えは成り立たないでしょうね。逆にその企業にいつまで投資するのかという見極めが大切になってくるということでしょうか? 
     

  3. まろ@管理人 より:

    スマさんへ
    ご質問いただいた投資期間の話ですが、
    長期投資の優位性を解説する際に、例えば30年の期間を横軸にとったとして、
    投資5年目のリスクを判断した際の残りの25年が「残された全期間」ということです。
    ドラッガーの言葉の書き込みありがとうございます。
    この記事の価値が上がった気がします。
    ※今気がつきましたがURL変更されたんですね。直しておきました。
    長期トレンド探索中さんへ
    ライブドアショックに乗じて保有株の買い増しをしようと企んでいましたが、
    2~3%程度しか下がらずガッカリでした。
    むしろ、昨日のソニーショックでまた買い発動が遠のいた、と嘆いています。