フィードバックの重要性(寄付とファンド)

英語が話せなくてもいいから会いましょう、と誘ってくれたので、
日本で活動する社会起業家 Nhat Vuong さんとお昼ご飯を食べた。
NPO向けの少額寄付のサイトを年内にオープンすべく準備中とのこと。
印象的だったポイントをメモっておくと、

  • 寄付者へちゃんとNPOの活動報告させる(情報更新頻度でランク付け)
  • ケータイから手軽に少額寄付ができるよう、携帯事業者と交渉中
  • サイトの運営料はスポンサーから提供されるから、寄付額の100%が自分が選んだNPOへ届く(←ユニセフや赤十字と大違いだね)

寄付者への活動報告。継続して寄付を受けたいなら本当に大事。
その重要性を寄付者を個人投資家に置き換えて、私になり語ろう。
アクティブ・ファンドがなぜダメなのか、明らかにすることができる。

日本で運用されるアクティブ・ファンドの活動報告のほとんどは、
型どおりでなんの面白みがない月次レポートや運用報告書ばかり。
しかも、ファンド・マネージャーが誰だか分からない状態だったりして…。
投資家から見て、信託(信じて託す)だなんて、バカにしてるでしょ?

こんな状態だから、今のような株価下落時に、
新規の投資資金がファンドへ流入することはなく、逆に流出する。
投資家とファンドとの間に信頼関係ができあがってないんだもん。
こうして、株価が安いときに投資資金がない、という残念な状況に。
これじゃインデックスに勝てるわけないだろう。コスト以前の問題。

でも、かすかな希望の光も見えはじめ、鎌倉投信なら…。
そんな話を周囲にしていたら、もしかしたらすごいことが起きるかも。
Nhat さんの事業のその後も含め、そのへんはまた話が進んだ頃に。

コメント

  1. というかインデックスより良かったですという宣伝自体が好きじゃないですね。ファンドなんて勝たなきゃ意味ないですから・・・負けてもインデックスより良かったとか聞きたくもないですね。

  2. まろ@管理人 より:

    すごく意地悪な言い方になりますが…
    ファンドマネージャーといっても、日本の場合は基本的にサラリーマンです。運用そのもので食べている訳ではありません。給与の査定に何らかの基準が必要。だからインデックスが必要なのではないですか。

  3. 矢向 より:

    鎌倉投信さんの運用報告書はかなり自由に書いていますね。
    あの自由な書き方で、これからも続くのだろうか・・・ということも不思議なくらい。
    外への自由な情報の発信方法と言うのを感じてしまいます。

  4. まろ@管理人 より:

    他の業界ではだいぶ前から、「モノ」ではなく「コト」を売るというような方向に進んでいます。商品の背景に豊潤な何かが感じさせることで、ブランドイメージを構築させる。
    そんな今では当たり前のことが、金融業界ではできていなかったんですよ。そもそも金融機関は、投資家をお客さまと見てこなかったのが原因かもしれないですね。