エリヤフ・ゴールドラット「ザ・ゴール」を再読

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8年ぶりに読んだ不朽の名著。
前回読んだ時は社会に出てすぐだったから、今の方がちゃんと読めた。
でも、出版された当時の「日本語訳が許可されなかったいわくつきの1冊」
って売りこみ方はどうも謎だった。

儲かる工場運営のための3つの指標
・スループット…販売を通じてお金を作り出す割合
・在庫…販売しようとする者を購入したすべてのお金
・作業経費…在庫をスループットに変えるために費やすお金

工場内のリソースをボトルネックと非ボトルネックに分ける
ボトルネックの1時間あたりの生産能力=工場1時間あたりの生産能力
ボトルネック能力の最大化に集中すべし ※品質管理はボトルネックの前で
非ボトルネックでボトルネックの能力を超える生産をしても在庫がたまるだけ

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
エリヤフ ゴールドラット
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大野耐一氏が物語風に「トヨタ生産方式」を書いたら、もっと売れただろうに

コメント

  1. これはなかなか面白い本でしたね。
    読んだ当時、会計や工場運営には無知だった(今でもですが)僕が読んでも楽しめました。
    でもおっしゃる通り、工場経営なら外国よりトヨタでは?って気はしますね。
    こういう本を外国人に出されてしまうと言うのは、技術力や製造業のノウハウがあっても、それをプロモートするのが下手な日本だからなのか・・・。

  2. まろ@管理人 より:

    ただトヨタ生産方式もまだまだなんですよね。
    トヨタの工場内では効率化が図られているけど、トヨタのジヤスト・イン・タイムを守るためのひずみが、下請け会社に行っているような。部品をあらかじめ作って、トヨタの工場のそばでトラックに積んで連絡を待っているという噂も。。。