英語教師をしていた夏目漱石が”I love you.”をこう訳したとか。
すごく遠回しであいまいな愛情表現。
でも、こういうのを美しく感じてしまうのは、やっぱり日本人だからかな。
澄んだ夜空の下で、男女が2人、肩を並べて歩いていて、
どちらかがふと立ち止まり、空を見上げる。
「月がきれいですね」
「はい」
これだけで十分。
表面的な言葉よりも、背景にある感性で、分かりあえたら素敵だよね。
きっとお互いの心に余裕がないと無理だろうから。
明日は天気も良さそうだし、ちょうどいい時間に月が出ているよ。
外出の予定がある方は、素敵なクリスマスイブを。
私はしばらく予定が何にもないから、静かに本でも読むとしよう。
月を見上げて和歌でも詠めたら風流なのに。※関連記事…失われゆく月のロマン
コメント