ムーン・イリュージョン

この記事は約2分で読めます。

NASAが月のクレーターに人工衛星をぶつけてみたら水が出たそうな。
→"LCROSS Impact Data Indicates Water on Moon"[NASA]
ぶつけた時、巻き上がった物質の太陽光反射で水と分かったみたい。

ネオンサインが輝き、空気の汚れた都会の夜空では存在感が薄れ、
月が遠い昔にもっていたロマンチックなムードはどこへやら…。
でもミステリアスな面も残っていて、ホッとするような今回の発見。

身近な月の不思議といえば、ムーン・イリュージョン(Moon Illusion)。
地平線から顔を出したばかりの満月が、やけに大きく見えることがある。
あの現象に、こんな素敵な名前がつけられているのだ。
アリストテレスの時代から考えられてるけど科学的には解明されていない。
とりあえず、心理学もからめなければ証明は難しいようで、
月の見え方と人の心がリンクしてるところがなんだかうれしい♪

その昔、約10年前に閉館した五島プラネタリウムで、
東京中の電気を消せば、都会でもかなりの星が見えると聞いたことがある。
クリスマスイルミネーション点灯の時期だけど、
街中の電気を消した真っ暗な夜で、月と星を眺めるというのも一興。
そのとき恋人が一緒なら「月がきれいですね」とささやきたい。

※おまけ
夏目漱石は"
I love you"を「あなたといると、月がきれいですね」と翻訳した。
・月好きにオススメの本→
松岡正剛「ルナティックス」

コメント

  1. sr85 より:

    いつも楽しく読ませていただいています。
    様々な分野の話が飛び交って、まろさんは多才な方なのですね。
    当初は投資のブログを求めてたどり着いたのですが、今では名言をおりこんだエッセイ調の文章がアップされるのを楽しみにしています。
    P.S.
    まろさんの彼女さんは大変ですね。夏目漱石のこれは教養がないと分からない(^_^;)

  2. まろ@管理人 より:

    ありがとうございます。
    多才かどうかは微妙ですが、なんでも興味持ったらとりあえず首を突っ込んでみるようにしています。深追いする前に飽きちゃったりするので、どちらかというと器用貧乏的なキャラかもしれません。。。
    夏目漱石の話は以前、↓ここのブロガーさんから教えてもらいました。
    http://toyop129.blog48.fc2.com/
    彼女なんてできっこないので、もし小説でも書く機会があれば会話の中で出したい、ってものです(笑)