今月の「100分 de 名著」は、アラン「幸福論」がテーマなのか。
この本なら一通り読むのに100分かからないから、ぜひ一度読んでみて。
アランの幸福論でひときわ輝いているフレーズはやはり…
「幸福だから笑うわけではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。食べることが楽しいように、笑うことが楽しいのだ。」77章
今年もあと2ヶ月。
個人的に今年は、気力・体力ともにずいぶん衰えたなぁ…という印象。
でも、今の状況をありのまま受けいれて、笑顔でいたいと思う。
やっぱりそれには何かに興味を持って、思いっきり追いかけてないとね。
「自分で作る幸福は、決して裏切らない。それは学ぶことであり、しかも人は絶えず学ぶものである。知れば知るほど、学ぶことができるようになる。・・・いかなる行動においても、本当の進歩のしるしとは、人がそこに感じうる楽しみのことである。」47章
何かを学び続ければ、その過程に小さな幸せは星の数ほど見つかるはず。
そしてその小さな星たちを線でつないで星座を作ることができれば…
幸福とはこんな調子で心の中に形作られてゆくものなのだろう。
コメント
「100分 de 名著」は録画してみてます。面白い番組ですね。まろさんは既に読まれてたんですね、さすがです。おすすめされると読みたくなります。
ちなみに先日ご紹介頂いた茶の本、まだ読めていません。さきに「日の名残り」を読もうと思って。カズオイシグロもすごくいいです。
私も録画して週末にチェックしています。
「幸福論」と名のつく本は、ほぼすべて読んでしまいました(笑)
個人的にはアランよりラッセルの幸福論が好きです。