今年の反省をまとめ。
あれこれ言う前に、ごく当たり前にできる社会貢献は、
「世の中の役に立ちたい」って思いを胸に働くこと、というのが昨日の話。
もうひとつ、日本に生まれ、この国が大好きな私にできる大切なことがある。
- ちゃんと結婚して子供を育てること
大事なことをほったらかしてる私が、ESG投資やNPOの運営なんて言っても、
まるっきり説得力がないから、社会貢献ゴッコでは?とツッコミたくなる。
もちろん、世間に振り回されるような理由だけじゃなくて、
この前も書いたとおり、 ※関連記事: しあわせのかたち (10/12/21)
幸せって1人で追求するものではないんだ、と今さら痛感したこともあり、
「ちゃんと結婚しなきゃ!」と初めて真面目に考えてみた大晦日。
真面目に、とはいえ夏に読んだ
「一人の人をほんとうに愛するとは、すべての人を愛することであり、世界を愛し、生命を愛することである。誰かに「あなたを愛している」と言うことができるなら、「あなたを通して、すべての人を、世界を、私自身を愛している」と言えるはずだ。」
---エーリッヒ・フロム「愛するということ」
みたいな大きな話をすると、また混乱してしまうから、小さく考えよう。
幸せとは?という問いに対し、昔からこう答えてきた。
「身近な人の幸せを考えることができるなら、きっと私も幸せ。」
それなら大切にしたい、守りたい、と思える人をちゃんと見つけて来ないとね。
とはいえ、レイモンド・チャンドラーが小説に残した名ゼリフ
「男は強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。」
”If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.”
みたいな力強さは、残念ながら私には存在しないのだ。
でも、無理に自分を変えず、今のまま、マイペースで生きていこう。
※関連記事: 変に立ち位置を変えちゃダメ (10/12/21)
「この人がいい!」ってほどの強い想いは届かないかもしれないけど、
のんびり、楽しく、美味しく♪ 一緒に生きていける人は、きっと見つかるはず。
「情熱をもって恋したことのない人間には、人生の半分、それも最も美しい方が隠されている。」 ---スタンダール「恋愛論」
ってなところで、今年はおしまい。じゃあ、またねー。
コメント
この記事が妥当かわかりませんが(笑)あけましておめでとうございます
年明け早々からフロムをはじめ良い言葉を頂きました♪
レイモンド・チャンドラー氏のセリフは「強くなければいけない」と思いきや「優しさが強さになる」なんて解釈しました
今年もよろしくお願いします
あ、ごめんなさい。
年賀状の習慣が皆無なので、新年の挨拶記事とか一度も書いたことないかも(笑)
以前紹介した http://stojkovic.blog20.fc2.com/blog-entry-1993.html
老子の67章にこんなのあります。
優しくなりなさい、そうすれば勇敢になれる。
つつましくなりなさい、そうすれば広い心を持てる。
人の前を行かないようにしなさい、そうすれば人を導く者になれる。
「強さ」を全面に押し出してくるのは、欧米で多いのですが、東洋、とくに日本は「弱さ」を大事にしているように感じています。「もろさ」「はかなさ」からくる美意識って日本的。
美意識について、ブログ内でいろいろ書いたものは、
http://stojkovic.blog20.fc2.com/?tag=%C8%FE%B0%D5%BC%B1
をどーぞ。
今年もよろしくお願いします。
そういえば、去年もとよぴーさんに会えなかった!