先日、日銀本店内の金融広報中央委員会を訪問。
その活動についてお話しをうかがう機会に恵まれた。
とてもいい話だったので内容をざっくり紹介。
サブプライムローン問題以後、
金融に関する基本的な知識や知恵を一般市民が身につけるべき!
との議論が世界的に高まっていたらしい。
2012年にOECD(経済協力開発機構)の主導で作成された
が同年のG20ロスカボス・サミットで承認。
これを受けて日本でも議論が重ねられ、
今年2015年6月に年代別に身につけるべき知識をまとめた
が完成し、いよいよ本格的に動き始めているようだ。
なかでも大学生の講義向けに作成された(2015年3月発行)
が素晴らしく、
大学生に限らず、すべての人が読むべき内容が網羅されている。
どんな投資本よりも先にこれをダウンロードして読むべし!
これほどバランスの良いものは市販の本には存在せず、
FP資格の勉強でもしなければ身につけられなかった内容だ。
また今回ご対応いただいた方の
「金融教育は国家戦略」
「金融リテラシーを身につけることは『生きる力をつける』こと」
という言葉が印象的だった。
高校卒業してすぐに就職、確定拠出年金の運用方法を選べ、
と言われてしまう時代だから、知識なしではどうにもならない。
※大分県が積極的で高校生向けの「巣立ち教育講座」を実施
上記のような情報がまとめられた
金融広報中央委員会の情報サイト「知るぽると」は、
使い倒さなければ、一生の不覚なり!
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