リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。
m@さんからのご寄稿コラムです。
「投資」と一言で言っても様々な手法があって懐が深いという話の続きです。
確かに「投資」と聞いた時に一般的に想像されるイメージは良くないものが多いと思います。一方で投資には様々な手法があってそれそれの手法にはそれぞれの特徴があってメリット・デメリットがあります。
結果的に投資家がどの方法を選ぶかで投資家の性質も変わりますし、複数の投資を組み合わせても何の問題もないわけです。
人が十人十色、いろいろあるように投資家も十人十色それぞれです。
社会的責任投資について魅力を感じる人もいれば、余計な要素を省いて純粋に経済的なリターンを追求したいという人もいると思います。コラボ投資のように投資にポジティブな面を感じながら投資をする人もいれば、システマティックにアプリケーションが自動的に投資をするのも投資です。
よく考えてみると「投資」のイメージが悪いというより「お金持ち」のイメージが悪いのではないでしょうか。
なぜお金持ちのイメージが悪いかというと、狡いことをしてお金を稼いだのではないか?と思われたり、お金の使い方が他人の目から見て(余計なお世話かもしれませんが)下品だったりするのが原因のように感じます。
投資にもいい面があるんだよと言うのもいいのですが、端から見ていい人だなと思われるようなお金の使い方をしていれば、その人がやっている投資手法についてはいいイメージがつくのではないでしょうか?例えばウォーレン・バフェットはかなりの大金持ちですが、悪く言う人をあまり見ませんし、彼の投資手法を悪く言う人もあまり見ません。
という事で、みんなそれぞれ自分が楽しいと思えるような投資をしていれば、共感した人は真似し始めるんじゃないかと思います。
1996年のJRAのCMコピーでこんなのがありました。
「一人一人に競馬は嬉しい」
これをもじって
「一人一人に投資は嬉しい」
こんな感じで投資と付き合っていくのがいいんじゃないかと思います。
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