昨日はお台場で開催中のエコプロダクツ2014へ。
まずは「モス山形」のブースへ。
地方の耕作放棄地でコケを栽培して、
都市部の建物の屋上や壁面を緑化する会社。
これが流行れば街全体が苔寺の西芳寺みたいに!?
というノリでMSのファンドを通じて出資したから、
実物を見に行きたかったんだ。
そんな話をブースにいた山本社長にしたら、
おみやげにコケをもらっちゃった。ちゃんと育てられるかな。
その後プラプラ歩きながら全体を観察。
ひとまわりして、こんな投資アイデアを思いついた。
社員と無関係のコンパニオンがいる会社は投資対象から外す。
服の布を節約して肌を露出することがエコではない!
先日の企業レポートへのツッコミとも連動するしね。
こんなことに気が付いたのは、トヨタとホンダのブース。
モーターショーではコンパニオンがセットの付いてくるけど、
エコプロでは主に環境技術の説明できる社員が応対してた。
時と場合に応じて情報発信方法を変えられる柔軟性が○。
ちなみにエコプロは小学生の来場もかなり多いので、
ホンダは仮面ライダードライブに「NSX」を提供しているから、
「NSXコンセプトのCSR」を展示してもおもしろかったのでは?
続いて自然資本研究会の講演会へ。
テーマは、
「企業価値と環境リスク~資産運用と情報開示の観点から~」
登壇者がこの分野のオールスター。
- 足達英一郎さん(日本総研)
- 黒崎美穂さん(ブルームバーグ)
- 阿部和彦さん(PwCサステナビリティ)
- 金井司さん(三井住友信託銀行)
問題意識の根底にあるものを簡潔に言うなら、
自然資本(土地、水、大気、生態系)の劣化により、
生産性向上や豊かさの追求は不可能になるのでは?
となると資産運用もままならなくなるという話。
そんな話、初めて聞いたよ!という方は、
環境省「図で見る環境・循環型社会・生物多様性白書」
を読んでみてね。
阿部さんから紹介のTIMMが初耳でビックリした。
TIMMとBloombergのコラボで経営の意志決定ができちゃう。
まさにビッグデータの時代ってこのことなんだなぁ。。。
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