ふと気がつけば師匠と出会ってから今月でちょうど11年。
一緒に働かせてもらったり、難題解決を手伝ってもらったり。
私が人生で特別お世話になっている方の一人なんだけど、
そんな師匠から20代のうちに教わった大切なこと。
- 資格は靴の裏についたガム
- 未来が楽しくなりそうな道を選ぶ
- できない理由から考えてはダメ
今振り返って、特に納得!な教えがこの3つだ。
ひとつずつ簡単に解説をつけていこう。
資格は靴の裏についたガム
あと1,2年勉強すれば、誰もが欲しがる資格が得られる見込み。
そんな状況だった2005年の秋頃、師匠がこんな話をしてくれた。
「資格は靴の裏についたガムみたいなもの。みんなが取りたい取りたいって言うけれど、取ったところで食べられないんだ。目の前に資格でもぶら下げないと学ばないような奴が追いかけてればいい。」
そして試験勉強よりも勝手に学んでブログを更新しろと。
そこで当時の私は、楽な方を選ぶくらいの感覚で、
資格試験をほったらかして、投資を楽しむ♪ことに熱中。
すると翌年春からマスコミ取材を受けるようになり、
以後ブログがきっかけの仕事にまで遭遇するようになった。
名刺には資格や肩書きよりブログのURL。※今の名刺
そんな私の考え方の転換点がここにあった。
未来が楽しくなりそうな道を選ぶ
たぶん資格よりもブログを、と勧めてくれた理由は、
師匠が普段から語っていた意志決定の基準から来ている。
何かで判断を迫られたときは、
- 面白そうな方を選ぶ
- 5年後、笑っていられそうな方を選ぶ
- 日本のためになりそうな方を選ぶ
という順序で意志決定をするというものだ。
今後が楽しくなりそうな生き方を大切にすること。
そしたら「昔は良かった…」なんてグチとは無縁の人生だ。
人生おもしろがれた人が勝ち!と考える私の原点はここ。
※関連記事…私の人生観(13/06/22)
できない理由から考えてはダメ
中途半端に頭の良い人にありがちと師匠がよく怒ってた。
たいしたことない知識や経験で物事の先を読んで、
できない理由を論理的に並べてあきらめてしまう。
相談を受ける立場で考えるとよく分かるのだけど、
前向きに「どうやったらできるか」ではなく、
「なぜできないか」ばかりを語り始める人がいる。
こんな人とは縁を切って、前向きな人のために時間を使いたい。
つまり困ったときに助けてくれる人いなくなるよ、ってこと。
師匠は付き合うお客さんをこの視点で選んでたのかも。
人の振り見て我が振り直せ。私自身も気をつけないと。
以上の3つが語り継ぎたい師匠の教え。
20代のみなさまへ参考になると嬉しいな。
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