最近、STAP細胞の小保方疑惑が世間をにぎわせたけど、
実は生物医学分野ではよくある話、という事実。
2013年8月のNatureのニュース記事より。
NIH(アメリカ国立衛生研究所)が支援した研究について、
研究結果の再現性の低さが深刻な問題となっている。
だから臨床実験の前に研究機関への実証実験の委託を検討し、
"Science Exchange"って会社にとってビジネスチャンス。
というのが記事の大ざっぱな内容。
また文中では再現性の低さの実例として、
- バイエル(2011年)…67の研究のうち3分の2が再現できず
- アムジェン(2012年)…53本の論文のうち89%は再現できず
世の中こんな調子みたいだから、
STAP細胞問題から理化学研究所を袋だたきにするのは変かも。
外部の研究機関で再現できたら論文発表って流れをつくることが大事。
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