実は減少しているカゴメの個人株主

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昨日はトマトの歴史を振り返り、カゴメの創業者まで到達。

トマト好きの私なら、カゴメの株主でもいいはずだが…

この会社、PERで見ると常に割高な不思議ちゃんなのだ。

もちろん私の観察対象なので会計データを紹介すると、

※業績のブレを軽減するため、EPS・BPSともに5年平均で

140216カゴメ会計データ

この不思議な高PER持続の理由として、

個人株主に支えられているから」と説明されることが多く、

カゴメのホームページでも個人株主増加をPR中。

140216カゴメ個人株主数推移

でも、有価証券報告書の「所有者別状況」を拾っていくと、

発行済み株式数に占める個人の割合は、

2006年3月末の72.2%をピークに減少している。

140216カゴメ株主割合

2007年2月に買収防衛策でアサヒビールが筆頭株主となり、

近年では海外投資家の割合が増えているようだ。

株価の下支えになっている要素は徐々に変わりはじめている。

ちなみにアサヒビールにとってカゴメとの提携効果は…

出資時と株価変わらないし、見切りを付けるには良い頃合い。

そろそろ株価が大きく動いて買いやすくなりそうな予感。

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