昨日はトマトの歴史を振り返り、カゴメの創業者まで到達。
トマト好きの私なら、カゴメの株主でもいいはずだが…
この会社、PERで見ると常に割高な不思議ちゃんなのだ。
もちろん私の観察対象なので会計データを紹介すると、
※業績のブレを軽減するため、EPS・BPSともに5年平均で
この不思議な高PER持続の理由として、
「個人株主に支えられているから」と説明されることが多く、
カゴメのホームページでも個人株主増加をPR中。
でも、有価証券報告書の「所有者別状況」を拾っていくと、
発行済み株式数に占める個人の割合は、
2006年3月末の72.2%をピークに減少している。
2007年2月に買収防衛策でアサヒビールが筆頭株主となり、
近年では海外投資家の割合が増えているようだ。
株価の下支えになっている要素は徐々に変わりはじめている。
ちなみにアサヒビールにとってカゴメとの提携効果は…
- パッケージから消えたカゴメブランド(12/05/31日経ビ)
出資時と株価変わらないし、見切りを付けるには良い頃合い。
そろそろ株価が大きく動いて買いやすくなりそうな予感。
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