1986年からマンチェスター・ユナイテッドの監督を務めた、
アレックス・ファーガソンが今シーズン限りで勇退。
私が8歳の頃からマンUの監督だった訳で…とんでもない話!
私がマンUの試合を観始めた頃の中心選手は、
エリック・カントナ(1992~97年・マンUに在籍)だった。
間違いなく名選手だったけど、性格的に壊れすぎていて(笑)、
ファーガソンがいなかったら、もっと早く引退してたはず。
カントナがマンUで活躍していた頃は、(自慢話になるけど…)、
私自身が天才の名を欲しいままにしていた時期にちょうど重なる。
でも目立つ分、しょっちゅうイジメに遭っててね。
私の場合、今の子供のように自殺するキャラクターではなく、
反撃して素手で相手の頭を叩き割り、流血の事件を起こしたり…。
こんな問題児だったから、カントナの活躍がすごく嬉しかった。
「世間では普通と違う人間を異常と呼ぶ。私はそう呼ばれることを誇りに思っている。」
このブログではたくさんの名言・名文を紹介しているけど、
一番好きなのはカントナのこの言葉なんだ。
彼に活躍の場を与えてくれたファーガソンに感謝。
そして私がサッカー狂になって約20年間で最高の逆転劇は、
1998-99シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ ・決勝。
マンチェスター・ユナイテッド vs バイエルン・ミュンヘンの試合。
0-1。バイエルンリードでむかえたロスタイムに2得点で大逆転。
あれがファーガソンにとって最高の試合だったんじゃないかな。
私の人生も前々から決めていた大きな区切りの時をむかえ、
にもかかわらず何もできずにいる今、ロスタイムにいるようなもの。
ゴールを決められるかな。。。
※カントナの最狂ぶりをご存じない方のために
コメント
はじめまして。
A・ファーガソン監督のエントリーを読み、
懐かしい思い出が蘇りました。
>1998-99シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ ・決勝
この試合は、僕も印象に強く残っています。
マンチェスターUが、最も輝いていた瞬間
ではないかとも、思っています。
ベッカム、ギグス、スコールズ、シュマイケル
と黄金時代を築いた、素晴らしい選手たちが、
たくさん在籍していた時代でした。
ところで、
>性格的に壊れすぎていて
カントナ選手は、
そんなに壊れていたのですか?
カントナは20世紀最狂の天才だったと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=8tUStF8GCY0
この動画がうまくまとめられていたので記事に埋め込みました。
圧巻はやはりマンU時代にフーリガンの野次にキレて「カンフーキック」を見舞って1年近く出場停止。
さらに引退後のインタビューで当時を振り返って、
「多くの楽しい時間を過ごしたが、どれか一つを選べと言われたら、それはフーリガンを蹴った時だ」
と答えるという。。。
ファーガソン監督にとっては「扱いづらいスーパーカー」だったことでしょう。
あれだけのご高齢にも関わらず、モチベーションとサッカーへの愛情が変わらないという姿勢に素直に尊敬です。
自分もあんな魅力的なおじいちゃんになりたいです。
長い間おつかれさまでした!
ベッカム、スコールズもお疲れさまでした。
しかし若い頃、怪我がちだったギグスがこんなに長く現役を続けているなんて…。