直販こそが正義! 家具業界の場合

ふらりと立ち寄ったオーダー家具屋さんとの出会いから
坐る生活をに迷い込んでしまったが、ついに家具が届いた!
引越しから2ヶ月半、やっと訪れた快適な生活。

そんな家具を届けてくれた「家具蔵」の沿革が興味深い。

1953年に創業してからバブルが崩壊するまでの約40年間、
工場で作った家具を百貨店に納品するというビジネス形態。
でもバブル崩壊後は百貨店頼みの販売では経営が成り立たない。
そこで1995年に表参道に工場直営店をオープン。

当時、家具の直販は家具業界のタブーだったそうで、
かなり叩かれたらしいが、今では店舗数も増え、
私が表参道店を訪れた時も相談客でいっぱいだった。

「せっかく職人が作った家具でも、その良さを伝える手段がなければ使い捨てになってしまう。それでは何十年、何百年と育った木の命をいただくのに申し訳ない。」

そんな店員さんの話を投資信託業界に置き換えながら聞いていた。
運用会社と販売会社が別々の投資信託は使い捨てになっている。
どんなに運用会社ががんばっても顧客に伝わらなければ無価値。
やはり運用会社が自ら販売するのが王道なのではないか?
直販こそが正義! そんな想いを新たにしたのだった。