九鬼周造

世界を読み解く方法

恋から読み解く、人と世界の関係性/九鬼周造「いきの構造」

日本文化論の古典として有名な「いきの構造」。 もちろん「いき」とは江戸時代の美意識「粋」だけど、 様々な読み方ができる、なんだか不思議な一冊。 九鬼周造は「いき」の特徴を3つに分けている。 説明部分を...
日本の美意識

偶然の文化比較と九鬼周造「偶然と運命」

数学者が偶然や運命を計算で飼い慣らそうと必死だった歴史は、 ピーター・バーンスタインの「リスク」を読めば、なんとなく分かる。 では哲学者は偶然や運命をどう捉えていたのか? あるものが偶然と呼ばれるのは...
偶然とリスクの諸相

偶然の美しさと運命の出逢い

20世紀フランスの詩人ブルトンは「シュルレアリスム宣言」なかで、 「私の意図は、一部の人々の間にはびこっている不思議への嫌悪と、彼らが不思議の上にあびせようとしている嘲笑とを糾弾することだったのである...
日本の美意識

日本はいつも恋してた/九鬼周造「いきの構造」

最近、九鬼周造って哲学者がなんとなく気になって、少しずつ調べてる。織田信長に仕えた海賊大名、九鬼嘉隆の子孫で、母親が岡倉天心と不倫。なんかこれだけでも、どんな人だったのかな?って興味がわいちゃう。でも...