個別株投資でESGよりも大切なこと

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個別株投資でESG投資ってどうやったらできますか?

こうした質問を受けることが増えたような気がするが、
約10年この分野の動向を観察してきた私の結論は、
そんなことを考えるのはおやめなさい」である。

この分野の注目度が高まるにつれて、
下記のような、なんだか納得できない面が増えてきたように思う。

  • 金融システムは儲けの可能性を嗅ぎつけると、当初の理想を失い、やがて暴走するか、形骸化しがちである。かつてサブプライム・ローンがそうであったように。(※関連記事

  • リーマン・ショックを機に生じた金融に対する不信感。ESG投資は、それを拭い去り、経済の主導権を握るためのスローガンになっていないか?(※関連記事

  • ESGをはじめとする非財務情報を数値化しようとする動きは、大量のブルシット・ジョブを生み出している。ここに投じられた労働力や資金は、未来の創造に寄与するものではない。(※関連記事

だから機関投資家やESG評価会社、コンサルタント等々が語る、
「ESG投資」については、基本的に個人投資家は無視していいと思う。

個人投資家が投資先を選ぶ際に大切にしたいのは、
株主として誇れる会社かどうか?」であり、
その判断力を鍛えるために、「教養を身につける」こと。

そんなに難しい話でもなく、最近の具体例を紹介すると、
先週、2年半ほど保有していた島津製作所を売却した。
医療機器に一定期間経つと故障するタイマーを付けていた、
というような報道を受けて、命に関わる分野で「こりゃないわ」と。

投資期間中の業績も株価推移も、まったく問題なかったけど、
こんな稼ぎ方をした利益が、投資リターンにつながるのは嫌だよ。
ESG云々より、こうした感覚を持つことが大事なんじゃないかな。

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