リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。
m@さんからのご寄稿コラムです。
※直近のダイジェスト(65~70皿目)はこちらをどうぞ
社会性を意識した投資の必要性について損益計算書の観点からまろさんが、貸借対照表の観点からrennyさんが話して下さいました。
また、企業の資本に相当する株式を保有する株主という立場だけでなく、負債に相当する債券や融資を通じて企業に資金を提供する部分についても社会的な観点が必要ではないかとrennyさんが書かれています。
社会的な投資が時間と共に変化していく中で企業への融資についても社会的な観点を取り入れようする動きがあります。フェア・ファイナンスと呼ばれる考え方で預金者から預かったお金を投融資する先を環境や人権など社会的な観点で評価するものです。
これらの動きはフェア・トレードやオーガニックなものを求めるものと同様、まだ多くの人に必要とはされていませんが、限られた地球資源を使って増え続ける人口を養っていくためには必要なものであると思います。
サッカーなどのスポーツでもただ強いだけではなく、フェアプレー精神を持ったチームが尊敬を集めます。金融の世界は汚いという印象を持たれ、投資をしている人も同じように汚いという印象をもたれがちです。
自分だけが儲ける利己だけでなく、他人も幸せにする利他の心を併せ持った投資をすることで金融や投資をしている人への印象も変わってくるのではないでしょうか?
いい投資探検家:m@(エムアット)
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