アクティブファンドの評価軸とは?/本日のスープ101皿目

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リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。

m@さんからのご寄稿コラムです。


2014年に始まったリレーブログ、本日のスープも前回100皿目を迎えました。4年半以上継続してきてもやっぱり「貯蓄から投資へ」のキーワードが何度も叫ばれています。

100皿目でrennyさんは時間をかけてじっくり育てることこそが大事であり、FXや仮想通貨と一緒にして欲しくないと書かれていました。株式投資を通じてじっくり育てるという意味において投資信託も個人にとって有用なツールになります。

そして、今年も投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Yearの投票期間がやってきました。ここ数年、インデックスファンドの低コスト化に拍車がかかり、歴史あるファンドよりも新規設定された低コストなインデックスファンドが支持を集める傾向にあります。

個人投資家がここまでインデックスファンドを支持する背景には主にこんな理由があると思われます。

  • アクティブ運用(+パッシブ運用)の総和が時価総額インデックスに集約される
  • インデックスを上回る成績を残すアクティブファンドの本数は半数以下
  • インデックスを上回る成績を残すアクティブファンドを事前に選ぶ事はできない
  • アクティブファンドのコストがαに対して相対的に高い

これだけ並べると素直にインデックスファンドを買っておいた方がマシな気分になるのは私も十分に理解できますし、他の人に投資を薦める場合はまずインデックスファンドを薦めます。

じゃあ、なんで自分はインデックスファンドに投資していないかというとそれとは違う価値観を投資に対して持っているからです。私は今年の投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018は自分を投資家として育ててくれたファンドを3本選びました。

インデックスファンドの評価軸は定量的な部分が多く、重箱の隅をつつくようなレベルにまでなってきましたが、アクティブファンドの評価軸についてはなかなかこれといったものがないように思います。

お二人はアクティブファンドの評価軸としてどんなものを考えられますか?

いい投資探検家:m@(エムアット)

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