東京証券取引所は今年中に海外ETFを上場させる方針とか。
為替手数料がいらなくなって、売買手数料が安くなるってことか。
選択肢が広がって嬉しいな♪って思う反面、ありゃりゃ?と思うことも。
アメリカでは400本超のETFが上場されているらしいけど、
そんだけ数が多いってことは、使ってる指数もいろいろな訳で。
英語情報に弱い私でさえ、指数発表会社をこんだけ思いつく。
S&P、ダウ・ジョーンズ、MSCI、ラッセル、メリルリンチ、リーマン。
私みたいなオタクは、どんな指数の出し方してんだ?
自分の好みに合った指数に基づいて運用されてるETFはどれなんだ?
なんて話になって、インデックス運用のはずが、
なぜかアクティブ運用的な要素が入ってきたりしちゃたりして(笑)
何はともあれ、そんな贅沢な悩みができる環境に早くなって欲しいぞ。
※おまけ「米国投信10年の軌跡(付・日本との比較)」by日本証券経済研究所
コメント
まろさん、
こんにちは。
おっしゃる通り、一口にインデックス(指数)と言っても、何に対してか、と言う視点で考えるのは重要ですよね。
一般にインデックス投資と言った場合は、トータル・マーケットなり、母数がそれなりに大きいものを指すと思います。ちょっと気になって、ラッセルのウェッブサイトを見てみましたが、彼らが提供している米国国内向けの指数だけ取ってみても、それなりの数があります。(以下のURLで、ラッセルの米国国内向けの指数の定義が書かれています。これ以外に国外向けの定義もあります。)
http://www.russell.com/indexes/about/russell_us_equity_indexes_definitions.asp
ETFでトラックしているものは、さらに広範で細分化されたインデックスをサポートしているものも含まれるので、私も、まろさんがおっしゃっている様に、どのETFを選ぶか、において、アクティブ運用的な要素が入ってくると思います。。
一般的な意味でのファンドにおける、アクティブ運用は売買を頻繁に行ったり、銘柄の入れ替えをすることで、固有のパフォーマンスを発揮することを目標としており、それに対して、インデックスの運用は、定義した分野の株を均等または一定の比率で買い、売買に関しては頻繁に行わないで、その分野の平均のパフォーマンスと同期させるという差があるかと思います。
いずれにせよ、東京証券取引所が今年中に海外ETFを上場させる計画があると言うのは、興味深いですね。個人投資家の選択肢が広がると言った意味で、歓迎すべきことなのでは、と思います。
それにしても、まろさんの以前のエントリー、”日本人投資家にはホームバイアスがない?”でもご指摘されていましたが、日本人の投資家は、国内投資よりも、国産分散投資に興味があると言うのは、非常に興味深い点だと思います。このことからも、東京証券取引所が海外ETFを上場することを考えている理由なのだと思いますが。。。
またしても英語ページのご紹介ありがとうございます。
英語だと該当ページに辿り着くまでに、とても苦労するので非常にありがたいです。
バリューとグロースの境界があまりはっきりしないように、
インデックスとアクティブの境界もあいまいになっていくのかな?と。
最近、Alphaさんのブログでサブプライムローンを勉強させてもらってます。
HSBCの株価が下落するところを待っているところなので。