10数年前のバブル崩壊で何百万も損をした人を知っている。
そんなコメントを書き込んでいただいて、1つ思い出したことがある。
株式の贈与を利用した株式譲渡益の節税法。
株式の贈与を受けた場合って、贈与者の取得価額を引き継げるんだ。
もちろん、取得価額を証明できる書類がないとダメだけど…。
もうここまででピンと来たでしょ?
贈与してもらった株を売って譲渡損を立てるの。
私と同世代の人は、両親がでっかい含み損を抱えた株を持ってるかもよ。
私の父は100万円位で買った株が10万円くらい、なんてのをいっぱい持っててね。
贈与してもらって、多額の譲渡損失立てたから、今まで全然税金払ってないのねん。
当時は仕手株なんてのが流行っていたらしくて、
その手の企業の株価は未だに買値の半分とか言うのも多いはず。
しかもなぜかそういう人に限って、損切りしないでしっかり塩漬けなんだな。
ぜひ株式投資の節税対策として頭に入れておいてね。
税率が20%になった時に利用しても効果てきめんだよん。
気をつけることは、
・贈与者の取得価額を証明する書類があること(確定申告時に添付)
・贈与税の非課税枠110万円を超えないように(贈与金額は時価で判断)
・念のため贈与契約書を作っておくこと
・証券会社から株券をもらい、信託銀行で名義書換が必要
・贈与を受けた株は一般口座での売買になる
・本来は値上がりするものを贈与するのが効果的(ここをお間違えなく!)
コメント
たびたびです。
その含み‘大’損^_^;の株は譲渡されただけで売却はしないんですよね?たとえば今後、もしも値が上がり、プラスになってもOKなのですか?
まあ、塩づけしてる時点で、めんどくさいことしたくない人だろうから契約書だの、名義変更だのするのに腰が重そうですが。。。
シュミレーションですが、Aさんがバブル期に購入したK社の株が400円だとしますよね。現在値が180円くらいなんですが、この3年間に(私が知ってるのはこの3年間だけなので)50円台まで下がったんです。底値で買うのは無理だとしても、100円切る値段で買い足してれば、薄まって200円台になってるはずなんですよね。200円台なら、今年も何度かなったし、損せずに売却できるはずなんです。これが、できるのはやはり‘余裕資金で’が大前提ですが。。。
売却をしないと譲渡損は立てられませんよ。
まともな株ならそのまま持っていてもいいですよ。
本来、値上がりするものを贈与受けるのがトクなんですから。
うーん、やっぱり手続きめんどくさいですかね。
でも私がこの手続きにかかった時間数を考えると、
時給10万円は簡単に超えてますよ。
シュミレーションの話は、やはり机上の空論にすぎないでしょうね。