大学院で2ヵ月間、統計学の講義を受けて、なるほどねーと思ったこと。
「教室に何人集まれば同じ誕生日の人がいる確率が50%を超えるか」
と確率の講義の回に問われて、みんなは直感で何人くらいだと思った?
答えは23人。想像以上に少なかった。(私は50人くらいかと思った)
調べてみると、これは「誕生日のパラドックス」と呼ばれる有名な話みたい。
なるほど、確率論で得られる結論は直感にまったく反している。
もしかすると、私たちの脳は、確率を直感で理解できるようにできていない?
多くの人が常識と考えるものを、確率的計算すると案外間違えていたりして。
きっとこの辺に統計学の存在意義があるんだろう。
「直感は7割以上正しい」とか「統計に頼ると黒鳥に食われる」と書いたけど、
確率・統計をまったく無視したら、きっとどこかで弊害があるから注意しないと。
>>>つづく
コメント
「自分と」というところは「他の誰かと」じゃないかな!?
自分とだったら253人位になると・・・。間違ってます?
直しました。ご指摘ありがとうございます。
やっぱり私、確率に弱いみたい(笑)
高校の確立・統計(歳がばれる?)の授業でやりました。
大学院でもやるんですね。
実は統計の授業といっても、12回のうち9回は高校の「数学B」の範囲でした。なんか1つ1つの講義のレベルがメチャクチャな大学です。
講義が全部英語の経済学とか、理系じゃないと分からないような数学がある一方で、この統計や簿記の授業のような高校生レベルの内容が混在しています。