私なりのESG投資の手法を求めて、いろいろと学ぶ日々。
でも Governance はいまいち何を見たらいいのか分からないから、
現状は、Environmental と Social に関する追っかけがメインかな。
手っ取り早い評価方法は、国際的な枠組みへの参加状況を調べることだけど、
なかにはその枠組み事態に、これはどうなのかな?と疑問に感じるものも…。
最近、頭の中ですっかりモヤモヤしてしまったのが、生物多様性の話。
ちなみに企業のCSR活動に関する、生物多様性の国際的な枠組みについては、
「ビジネスと生物多様性イニシアティブ」というのがある。→関連記事へ
とても根本的な話なんだけど、「生物多様性への配慮・保護」って言葉には、
私たち人類が自然をコントロールできる、って考え方が潜んでないかな。
これって、人類が生態系を破壊したのと、まったく同じ考え方じゃないの?
生物学のことはよく分からないけど、たぶん人類の活動に関連して、
絶滅する動植物種がある一方で、きっと未知の新種も生まれてたりするのでは?
そこへ人類が固有種を守る!と意気込んで、新種や外来種を排除する…
まずモデルを作って、○×の境界線をはっきりさせた上で、定量的に評価する。
これって欧米型の思考法で、たしかに見栄えがよくて分かりやすい。
でも、こうした考え方が、人が幸せを感じにくくなってしまったり、
いろいろと世の中をおかしくしている原因のような気がするんだよね。
だから、国内初!と話題になっていた富士通の「生物多様性統合指標」も…
うーん、本当にこれでいいのかなぁ、、、って引っかかるものがある。
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