資産が増えれば増えるほど、幸せになると考えてしまうもの。緑線
でも実際には、赤線のような曲線を描いていると思う。
A点とB点はいくらくらいなんだろう?
幸福感がピークを過ぎた後、再び上昇? 横ばい? さらなる下落?
もちろん、人によりけりだけど、ぼんやりとでもつかんでおきたいもの。
なんでこんな絵を描いたのか、堂目卓生氏の本を読んだせいみたいだ。
「富」と「幸福」の関係(Blog:投資十八番)
の図を見て思い出した。
「…心の平静を得るためには、最低水準の収入を得て、健康で、負債がなく、良心にやましいところがない生活を送らなければならない。しかし、これ以上の財産の追加は幸福を大きく増進するものではない。以上がスミスの幸福論である。」(P82)
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コメント
このグラフは,たぶん「お金を抱え込んだ」場合で,
「自分がゆたかになるだけじゃなく,余った分を,誰かの幸せのために使う」
という視点や意識(とそれに伴う行動)があると,
赤線は,指数関数的に右肩上がりになるグラフになると思います。
閉鎖系か,開放系(オープン・エンド)かの違い。
自分だけで,閉じてると,エネルギーが余って,澱んで,腐る。
ひらいていれば,うまく循環して,健康,体温ほかほか。ほっぺまっ赤。
まわりの人も笑顔にする。
人体の新陳代謝と,系は同じなんじゃないかなー。
理想は、B点に達したことを認識し、それ以上のお金は他の人のために使う。そうすれば、Bをピークに資産が増えて下るのではなく、資産はそのままで真上に線が伸びていく。難しいなぁ。。。