IBM研究所の物理学者チャールズ・ベネットが
1985年に発表した情報の価値を測る尺度「論理深度」。
「メッセージの価値とは、その発信者が行ったであろう数学的作業あるいはその他の作業の量であり、それはまた、メッセージの受信者が繰り返さずにすむ作業の量である。」
発信者が情報をまとめるのにかけた時間が長いほど、
論理深度は大きくなり、受信者にとって価値ある情報となる。
こんな研究がIT革命以前にあったんだ。
大切なのは目に見える情報の量ではなく情報の取捨選択。
つまり発信者の編集力が情報の価値を決めるってこと。
ブログの心得みたいな話だね。
※参考…ノーレットランダーシュ「ユーザーイリュージョン」P107-114
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