無常

日本の美意識

新古今和歌集の桜歌/無常と面影

古今和歌集(905)から時代を下ること300年。 鎌倉時代初期に完成したのが新古今和歌集(1205)。 桜の和歌に込められた想いを辿ると変わったなぁ、という印象。 古今和歌集の桜歌(13/03/18)...
日本の美意識

無常が日本の古典を美しくした/唐木順三「無常」

日本の無常の系譜を描いた名著、唐木順三「無常」。 でも絶版で古本の入手も困難だから、読みたくなるたびに図書館へ。 お願いだから復刊してよー、筑摩書房さん!※追伸…今はKindleで読める 「無常を語る...
兼好法師「徒然草」

叶わぬ恋ゆえの無常/徒然草に秘められた想い

徒然草の主題は「無常」だけど、その心は宗教的なものではなく、 今この時を生きる大切さを説いたもの。→前回紹介した記事へ では、兼好の無常観はどこから生まれたのか? あまり語られることのない、徒然草の悲...
古典に学ぶ人生論

日本の無常感は聖徳太子から

藤原鎌足、不比等のあたりで、それ以前の歴史が書き換えられたらしく、実在したのかが謎な聖徳太子(最近の教科書では「厩戸王」が正式名)。 冠位十二階(603年)、十七条憲法(604年)を制定にたずさわり、...