古今和歌集 雪を見立てる古今和歌集、雪の白さを愛でる新古今和歌集。 古今和歌集(905年)と新古今和歌集(1205年)。 この300年で大きく変わったのは冬の美の再発見。 雪の和歌を比べるとその変化が見てとれる。 古今和歌集では紀貫之の雪を花に見立てた歌や 雪降れば ... 2014.12.21 古今和歌集新古今和歌集
西行「山家集」 西行「山家集」冬の章より落葉歌 葉を散らす木々や地面に覆う落ち葉。 それが秋から冬に変わる頃の歌人の関心事だった。 西行「山家集」冬の章から何首かピックアップ。 立田姫 染めし梢の 散るをりは くれなゐあらふ 山川の水 紅葉よる 網... 2014.12.12 西行「山家集」
古今和歌集 散る紅葉が冬にずれ込む新古今和歌集 秋は紅葉の季節。 温暖化で2050年の京都の紅葉の見頃はクリスマス頃? なんて予測もあるそうだが、そのつながりで気になること。 平安時代の後期1000~1200年頃の京都は暑く、 冬に池にはった氷を採... 2014.10.18 古今和歌集新古今和歌集気候変動の日本史
日本の美意識 冬の夜空への想い。やがて「わび・さび」へ? 最近は中国から飛んでくるpm2.5の問題もあるけど、 冬は空気が澄んで夜空が綺麗に見える季節。 東京でもすぐにオリオン座が見つけられるほど。 昔の人は冬の夜空をどう見ていたのだろう。「十二月ついたちご... 2014.02.01 日本の美意識めくるめく和歌の世界