魯山人

食文化と美食探訪

味の素をめぐるESG投資と魯山人の言葉

自己流ESG投資で味の素を選んだが…私が自身の株式投資にESGを組み込んでみようと思ったのは、2009年末にブルームバーグのセミナーに参加したのがきっかけ。BloombergのESGデータが凄すぎる!...
お薦めの本

魯山人、家庭料理の大切さを説く。/山田和「魯山人 美食の名言」

北大路魯山人は伝説の高級料亭「星岡茶寮」のイメージから、たいそう豪華な食生活を送っていたように思われるが、「手のこみ入ったものほどいい料理だと思ってはいないか。高価なものほど、上等だと思っていないか。...
食文化と美食探訪

魯山人シンポジウム「日本の食文化を巡る、その美しき対話」

昨日参加したシンポジウムの講演メモ。山田和(父親が魯山人と親交のあった作家)一品ずつお客に提供する形は魯山人の発案。それ以前はお膳に全部のせて出していた。 魯山人の器は観賞用ではなく、料理をもった時に...
めくるめく和歌の世界

良寛の桜歌

良寛(1758~1831)というと「書」のイメージがある。最近、北大路魯山人について調べていたせいかな。魯山人は食より先に書の達人でこんな講演をしている。「中国の書には外形の美はあるが、日本の能書は内...
食文化と美食探訪

「辻留」辻義一が語る魯山人の美食

近く赤坂の「辻留」へご飯食べに行くので、ご主人の辻義一氏の著書を読みあさっている。20代の頃、北大路魯山人のもとで修行をしていて、そのとき心に響いたという魯山人の言葉が興味深い。※「魯山人と辻留 器に...
食文化と美食探訪

自分で鰹節を削ると、味噌汁が味わい深い。

鰹節を削ってみたい!って夢が実現。削り器はあったけど、鰹節本体を見つけるのに苦労した。全然キレイに削れず、これじゃ魯山人に怒られちゃう。「どんなふうに削ったのがいいだしになるかというと、削ったかつおぶ...
食文化と美食探訪

魯山人に学ぶ料理の心得

自分でも料理を始めたのをきっかけに、真の美食家、北大路魯山人の著書を再読中。魯山人の料理への想いが色濃く表れた星岡茶寮の料理人を募集する広告の一節。「応募の資格。日本料理と限らず、美的趣味を持っている...
万葉集

日本の伝統食「あゆ」は釣り占いの魚

今年も鮎(あゆ)を食べなかったな。鮎は弥生時代頃から、日本人が好んで食した魚。奈良時代の古典から「鮎」にちなんだ話題をいくつか。古事記(712年)では神功皇后が朝鮮遠征の帰り道に、佐賀県・玉島川のほと...