平城宮跡資料館の解説ボランティアがスゴイ!

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円成寺、浄瑠璃寺を巡って奈良の中心部に戻り、
時間が余ったので平城宮跡にも足をのばしてみたところ、
平城宮跡資料館でスゴイ人に出会った。

たまたま解説をお願いしたボランティアガイドの川向さん。

より伝わりやすい解説を目指して、伝統技法を自分の目で確かめるべく、
職人さんの元を訪ねてしまうほど研究熱心な方だった。

平城宮にまつわる話で興味深かったことを箇条書きでまとめておくと、

  • 聖武天皇の寝床はペルシャ絨毯に木製ベッドを置き、その上に畳と布団をひいて寝ていた。

  • 平城京は天皇の住まいや政治の中心である平城宮から南へ朱雀門、朱雀大路、羅生門と緩やかな下り坂になっているから、約5km先の羅生門から朱雀門が見えたはず。

  • 北から南に向かってなだらかな傾斜のため、川の流れも緩やか。よって当時の排泄物が水に流されずに化石化して残っており、当時の食材が分かる。

  • 神社と寺院の違いは柱の立て方からも分かる。神社は土に穴を開けて柱を刺すが、寺院は礎石の上に柱を乗せる。

神社とお寺の違い

この機会に一度、神社と寺院の違いを表にまとめておこう。

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