まもなく「リオ+20」と呼ばれる国際会議がはじまる。
1992年開催のリオデジャネイロでの地球サミットから20年。
このとき環境に関する重要な条約が提起されたことで有名。
- 国連気候変動枠組条約
- 生物多様性保全条約
- 砂漠化対処条約
地球環境に対する関心がより高まった20年ってとこかな。
でも私自身は「社会貢献って結局なんだ?」と混乱している。
この題でこれまで3回書いてきたけど、
- 分断された「カセギ」と「ツトメ」の行方
- 地球や社会と大風呂敷を広げずに小さく捉える
- 社会貢献は「自己肯定感」のためのもの
とモヤモヤ中、今朝の取材で変な世界観を全開~♪
絶対に記事にならない、暴走トークの一部を記録。
Q. 社会に最も貢献する事業は何だと考えますか?
「人間社会」への貢献という観点で言えば宇宙開発以外にないよ。
原発を止める止めないに関わらず、太陽の終焉とともに地球は滅びる。
究極的には他の惑星に旅立つ技術こそが、最も社会に資するはず。
私たちが生き延びる価値ある生命体かどうかはそこで決まる!
ちょうど最近、ユクスキュルの「環世界」について書いたけど、
私たちは知覚できる範囲内の世界でしか社会を語ることができない。
たとえば生物多様性と言っても、人が認識できる生態系の範囲内。
社会貢献を唱えても、そもそも社会を正しく捉えられない以上、
結局「人間社会にとって良いものは?」という考えに収束される。
知性の限界と向き合うと、大きな世界観で語れることは少ない。
自分自身と身近な人の幸せを願うことが、より良い未来につながる。
そう信じて生きるくらいが、身の丈にあった社会貢献って気がするよ。
コメント
いつも拝読し参考にさせていただいております。
「社会貢献って結局なんだ?」という問いは、私も感じております。
何かに投資することで、社会貢献というのであれば、その対象を選ぶときに自分ではっきり定義できていないと投資先が選べない(笑)
私の場合は、SRIにまでは至っていませんが・・・。
個人的な考えですが、私たちが生きているということは、意識的にも無意識的にも自己表現の連続であると考えています。
その中での投資ということであれば、最も自己表現に的確と思われる投資先を選定することになると。
例えば、経営者のポリシーへの共感、環境に対する自分の思いと合致する事業、・・・要するにお金があれば自分がするであろうことを代わりにしてくれている企業を探すということに尽きるのかと。
というわけで、まとまりませんが、三者三様の考え方があり一様にまとめるのは難しいのではと思っている次第です。
自己表現 投資という形かと。
そういうわけで、自分の考え方・成長に伴い投資先の考え方も変わってきたりするかもしれません。
却って、混乱せるコメントだったかもしれません、すみません。
私の場合、突き詰めすぎて余計分からなくて、ならば強引にシンプルにまとめようとして、さらに分からなくなる。。。
でも、分かりそうで分からない感じが面白かったりするのだけど…
ちなみに「投資と社会貢献」って切り口では、
7月12日の日本CFA協会が主催するセミナー「投資で良い企業を応援する」がオススメです。
http://www.cfasociety.org/japan/