投資を始めるにあたり、まずタバコをやめよう

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たまには初心者向けに書いてと言われ、たまたまその2人が喫煙者だったので。
資産運用なんてのはシンプルな話で、今みたいにお先真っ暗と騒がしい時に買って、
あとはボケーっと放置すれば、深く考えなくてもなんとかなってしまう。
でも、長期的な資産の成長を願うのに、タバコで命を縮めるリスクを背負う?
なんとも矛盾した話で、長期投資家を名乗る喫煙者がいたらモグリじゃないかな。
まぁとりあえずタバコやめれば、1月に1万円の投信積立ても楽勝でしょ。
だから資産運用を始めるにあたって、まずはタバコをやめよう。

最近、2009年度税制改正の議論でタバコ増税の話が出ているのをうけて、
日本たばこ産業(JT)の木村宏社長が、ロイターのインタビューに答えて、
 大幅増税によりたばこが1箱1,000円に引き上げられた場合「大幅な需要減を来たすことは必至。1,000円になれば、禁煙する人が80~90%出てもおかしくない。残った人も、節煙で生活防衛するだろう」と述べ「産業が産業として耐え得るレベルをはるかに超える」と強く反対の意向を示した。

この回答は、京都大学・依田高典教授の研究結果を受けてのものかな。
行動経済学の観点から、1箱1000円でほとんどの喫煙者が禁煙を決意し、
その半数が禁煙に成功するため、税収増加は望めないと語る。
その一方で、こんなデータも紹介している。
日本の喫煙の社会的損失の推計は、医療費損失だけで1兆3千億円、これに入院による損失・死亡による損失・火災による財産損失を加えると、年間、約4兆9千億円に達するという報告もある。現在の喫煙者が禁煙することの真の便益は、こうした喫煙の社会的損失をなくすることにあることを強調したい。

ちなみにJTの重役は過去に「禁煙すると長生きするから医療費が増える
というような主張をしたらしい。→ Garbagenews.com より
果たしてどっちの方が日本の医療費は減るのだろうか?

☆おまけ資料…タバコによる世界の死亡者数(by 社会実情データ図録)

コメント

  1. staygold より:

    こんにちは。
    私の勝手な推測ですが、タバコ1000円にするつもりは無いんじゃないかと。実際は500円位にしたいけど反発を和らげる為に、1000円と先に言う事で心理学で有名な「コントラストの原理」を狙っているのかなと。
    それと、それだけ税収が足りないという事をPRする為。ってのも有るのかな。
    勝手な推測ですけど。

  2. まろ@管理人 より:

    とにかくタバコ吸う人減って欲しいです。ビジネス街で昼ご飯を食べようとすると、煙が酷くてご飯の味がよく分からなくなってしまう。1,500円以上出さないとまともな環境で食事ができない…。
    東京にはこづかいが少なくて昼ご飯代1日500円以上使えない、と文句たれながら1日500円タバコにお金をかけたりする変なサラリーマンが多いのです。。。