松下幸之助や盛田昭夫、といった創業経営者の書いた本を読むと面白い。
講演会とかに呼ばれたら、感動的なスピーチをしたんだろうな、と想像する。
それに比べて最近の日本の経営者ってなんかつまらなくない?
ソニーの出井伸之氏以降、話の面白い経営者に出会えてない気がする。
キヤノンの現会長、御手洗冨士夫氏は経団連会長就任後、つまらなくなった…。
つまらない理由はたぶん、原稿を読んでばかりで自分の言葉で語らないから。
自分の言葉で社会にメッセージを発信した、創業経営者が20世紀中に姿を消し、
その後の日本とアメリカの経済の活力の差は、経営者の差も大きいかも?
アメリカの経営者は、年次報告書で株主への手紙にページを割き、
(株主への手紙を書くのは、バフェットさんだけの専売特許じゃないからね)
講演をすればジョブズみたく、世界中の人の心を揺さぶるスピーチをする。
日本が今後も世界経済で主要な地位に居続けるには、
スピーチのうまい経営者を育成することが必要なのかもね。政治家もしかり。
小泉純一郎氏はスピーチうまかったから、世論をまとめ、政治を引っ張れたでしょ。
おまけで動画をブログにくっつける、というのを試してみる。
スティーブ・ジョブズ氏のスピーチ(2005年6月)・日本語字幕つき
原稿も手元に用意すれば、ヒアリングの勉強になるかも?
コメント
ジョブズさんのスピーチを始めて見たのですが、心揺さ振られました(笑)。
自分の言葉で語るスピーチはやはり聞き応えがあります。
経営者も政治家も会社経営や国家経営を株主や国民から委託された身ですので、責任を持って己の考えを自分の言葉で語ってもらいたいです。
そう言われてみれば、最近日本でこのジョブズさんのような心揺さ振るスピーチや言葉を聴いてないような?
ジョブズ氏のスピーチ素晴らしいです。シェアしていただいてありがとうございます。こんな一流のスピーカーのスピーチが卒業式で聞けて学生さん達は本当にラッキーですね。
お二人ともご存じなかったんですね。ものすごいいい講演でしょ? もっと早く動画貼り付けにチャレンジしてみれば良かったなぁ。今や世界中で伝説のスピーチとも称され、検索すると様々な言語の字幕つき動画が見つかります。
先月あたりから、今後の自分の人生考えてたりしたのをきっかけに、私の中でこのスピーチのブームが再来中です。
まろ様
はじめまして、Meeと申します。
少し前の記事で申し訳ないのですが、コメントさせていただきます。
ジョブズ氏のスピーチを聞きましたがとても素晴らしかったです。心に響くいい言葉がいくつもあり、自分の人生を見つめなおすよいきっかけとなりました。
とてもいいものを紹介してくださり、ありがとうございました。
ひとことお礼が言いたく、コメントさせていただきました。
Meeさん、ご丁寧にありがとうございます。
この映像を掲載して1ヵ月ほどが経ちますが、これをきっかけに初めてこのスピーチを知った、というコメント・メールが寄せられています。
今後もことあるごとに、このスピーチに言及し広めていけたら、と思っています。
今更ながらですが、ジョブズ氏のこの講演の動画、何回も繰り返し聴いています。
内容も口調も、聴き手を引き付ける魅力がありますね。
やはり自分で起業し、人生の絶頂もどん底も味わっているからこその深みなんでしょうね。
そう考えると、日本の雇われ経営者の話が面白くないのは無理もないかも・・・。
英語のリスニングの修行は結局、この演説しか聴いてないです。とりあえず、暗唱できるようになったら、英語は完璧?(笑)
↓mp3ファイルありますよ。
http://www.americanrhetoric.com/mp3clips/speeches/stevejobsstanfordcommencement438436833.mp3