昨年8月末に「高配当銘柄ブームに異議あり!」といった題で記事を書いたけど、
株価の上昇、好景気の継続に伴い、私の中で軌道修正が必要になった。
今こそ、配当利回りの高さが重要である!
以前、1985年のバフェットさんの手紙を例に、
設備投資は、必ずしも良い結果を生むものではないんじゃないの?
といった問題提起をしてみた。
人間ってお金が余ってたら無駄遣いしてしまうものじゃない?
それって企業も同じなんじゃないかな?
先日、東芝がウェスチングハウスを6000億円で買収というニュースを聞き、
2月6日号の日経ビジネスの記事で詳しい経緯を読んで以来、そんな疑問が頭をよぎる。
投資家に対し高い配当を自らに課し、手元の現金を限られたものにすることで、
企業の投資行動が、より慎重なり、さらには自制心をもたらすのではないだろうか。
もしかしたら、投資家に対する配当は、コスト管理が緩まないように戒める策になるのかも。
ちなみに、高配当の企業に投資し、配当金を再投資する投資法が、
素晴らしいリターンをもたらすと説いているのが、
ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資の未来」である。
コメント
書いた後ですが、トラックバックさせていただきました。
シーゲル博士の本いいですよね。
東芝の件ですが全く同感です。
6000億円が高い買い物なのかどうか調べてませんけど
きっとダメダメなM&Aなんでしょうね。
従業員はやってられないと思います。
ん???
トラックバックついてないみたいですよ。
3回ほどトラックバック送信しましたけど
こちらに表示されないみたいです。
システムの不都合でしょうかね。すみません。