バジョット「ロンバート街」復刊・新訳を切望

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なんか最近、バジョットの「ロンバート街」(1873年)からの引用を目にする。
ウォルター・バジョットは、The Economist の編集長だった人らしい。
約130年も前に書かれた本からの引用にしては、お?という感じなので、
現在絶版になっているこの本の復刊or新訳をお願いしたい!

最近出会ったこの本からの引用。
「もし銀行家が自分の銀行は大丈夫であると証明せねばならないとき、その弁明がいかに立派だとしてもその銀行に対する信用は既に消滅してしまっている。」
「重大な危機が起きるたびに、誰も想像だにしていなかった過剰な投機が多くの企業で発覚する。」

ちなみに原文はネット上にある。
Lombard Street: A description of the money market”
これはたぶん私に英語を読め!という試練かもしれない…。

追伸(10/03/28)
復刊されたけど、死ぬほど読みにくい…。新訳を!

追伸2(11/01/29)
新訳が日経BPクラシックから出たー。

コメント

  1. ウォルター・バジョットって初めて聞きました。
    でも引用の文は古い言葉のはずなのにまさに今の状況にぴったりですね。
    原文のリンク感謝です。これも時間みつけて読んでみようと思います。

  2. まろ@管理人 より:

    そういえば、エコノミスト誌っていつからあるんだ?と調べてみたら、1843年9月創刊でした。
    ウォルター・バジョットは1861~1877年に編集長を務めているので、初期のエコノミスト誌を支えたスゴイ人だったのかもしれません。