考えれば簡単に分かることだけど、一応統計データで確かめたい。
文部科学省の「学校基本調査」に添付の資料を加工。
バブル崩壊後の「失われた20年」と呼ばれている間、
大卒者の就職者数は、横ばいか若干増加という推移している。
私の卒業年(平成13年)前後の不調が目につく程度だ(苦笑)
目につくのは就職者数が30~35万人で推移しているのに対し、
卒業者数が平成に入ってから10年で10万人超も増加してること。
こんだけ母数が増えてしまえば就職率は下がって当たり前。
だから問題の根底は、企業が新卒採用を絞ってることではなく、
ヘンテコな名前の学部を新設して定員を増やした大学にある。
このころできた学部で、社会にまともな人材を輩出してるのって、
慶應の湘南藤沢キャンパス(平成2年創設)くらいじゃない?
特にソーシャル・ビジネスに関わる人に、ここの出身者が多い印象。
私は早稲田出身だから、完敗だなぁってしみじみ思うよ。
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