バフェットからの手紙2005/P18~19翻訳 Part1

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今日はみなさんお待ちかね?のバフェットからの手紙2005年版の翻訳だよ!

3月初めにバークシャーのホームページに掲載された2005年の手紙の中で、
私がこれはなかなか面白そうだなー、と思ったのが、18ページからはじまる
How to Minimize Investment Returns
(どうやって投資リターンを最小化するか)の部分。
2,3回に分けて翻訳にチャレンジ

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 バークシャーや他のアメリカ株式の所有者が長期的に成功するのは、簡単なことです。長い目で見ると、1899年12月31日と1999年12月31日の間では、ダウ平均は66から11,497に上昇しました。この大幅な上昇は簡単な理由で生じました。20世紀においてアメリカのビジネスは極めて好調で、投資家はその繁栄の波に乗ったのです。しかし現在、投資家は自らの失敗により、本来得られるはずのリターンを失っています。

 これが何を起こすか、根本的な部分から説明を始めましょう。債権者によって生じる破産など会社の特別損失を例外とすれば、現在から最後の審判の日までの間に、投資家が得られるリターンの総額と、企業がビジネスから得られるリターンは等しくなります。たしかに、賢明にまたは運良く売買することによって、投資家Aは、投資家Bの犠牲の元により多くの利益を得られるかもしれません。そして、株式が急騰すると、すべての投資家が豊かな気分になります。

 しかし、株式の所有者はだれかに彼の代わりをさせることによってしか、市場を去ることはできません。ある投資家が高く売れば、他の投資家は高く買わなければなりません。すべての所有者へ、会社が生み出す収益を超えた富をもたらすことを可能にする魔法はありません。

 事実、株主は「摩擦による」コストによって、企業収益を下回るリターンしかえられません。そして、これが私が力説したい部分です。このコストによって、株主が手にするリターンは、歴史的に見てかなり少なくなっています。

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ここから先、アメリカ企業の全株式を一家族が保有していると仮定して話が展開。
でもまともに訳そうとすると、なんだか難しくてわけ分からなくなるので、
ここから先の続きは、直訳ではなく分かりやすく、書き直そうと奮闘中。
次回をお楽しみに! >>>つづく

コメント

  1. かまぽん より:

    次回に期待してます。
    面白そうな仮定ですね。さすがはバフェットです。
    私以外にも期待してる人、いっぱいいると思いますので
    ぜひぜひお願いいたします。