日本の美意識

日本語の色名称の起源は光と影「明・暗・顕・漠」

日本の色に関する言語の変遷を知りたいと調べていたら、佐竹昭広(1927~2008)の「古代日本語における色名の性格」が、ぜひとも読むべき論文らしいのだが、手に入りづらい。(岩波現代新書「万葉集抜書」に...
日本の美意識

建礼門院右京大夫の見た空の色

前回に引き続き「建礼門院右京大夫集」の星夜の話。今日は「色」に着目して編集してみる。 「空を見上げたれば、ことに晴れて、浅葱色なるに、光ことごとしき星の大きなる、むらなく出たる、なのめならずおもしろく...
お薦めの本

言語が違えば、世界も違って見えるわけ

虹は神々の世界との架け橋。 世界各地の神話にはそんな共通点があるらしい。 日本にも虹が出たところに「市」を立て、交易を行い、 神々を喜ばせなければならない、という慣習があった。 古来より人々の心を捉え...