ふと気になって、名著「ビジョナリーカンパニー」の中で、
商品のライフサイクルや指導者の資質に関係なく繁栄し続ける会社
として紹介された18社とS&P500の10年を比べてみた。
3M | +51.34% | Marriott | +8.94% | |
American Express | -44.07% | Merck | -59.53% | |
Boeing | +26.03% | Motorola | -80.20% | |
Citigroup | -85.43% | Nordstrom | -27.82% | |
Ford Motor | -93.81% | Procter & Gamble | +33.28% | |
General Electric | -58.39% | Philip Morris | +39.52% | |
Hewlett-Packard | -1.36% | Wal-Mart Stores | +28.69% | |
IBM | -8.16% | Walt Disney | -40.39% | |
Johnson & Johnson | +43.60% | Sony [ADR] | -33.89% |
※Philip Morris は Altria Group でいいんだよね?
同じ期間のS&P500は、-31.62%。
10年前に18社に同じ金額投資してファンド作ったら、-18.95%。
どっちにしろマイナスか。なんか期待と違ったなぁ…(笑)
でもCitiやFordがいたことを思い出して、またこの本読んでみたくなった。
コメント
改めて「生活必需品」セクターの強さがよくわかり、参考となりました。
「ビジョナリー・カンパニー」が書かれた後の各社と市場平均との比較とは面白いですね。
ちょうど10年前が強気相場のピークに近かったことを考えるとマイナスは仕方ない面もあるかも。
ただ10年間という期間は短いのか長いのか難しい気がします。
そういえば「ビジョナリー・カンパニー2」の方の飛躍した会社群では、ファニーメイやサーキット・シティが破綻していてあれ?と思いました。
飛躍から永続に移るのは容易ではないってことなのかな~。
生活必需品が強いのは、アメリカが人種のるつぼだからかな? 世界中の人が集まってる国の特権???
10年前がITバブルの頃だったから、それでも+の会社はやはり素晴らしい、という締めの方が良かったかも? 実は「ビジョナリー2」も一緒に調べようと思ったのですが…(苦笑)
ハイテクなものほど痛手を負って
ローテクなものほど素晴らしいパフォーマンス
庶民株好きな自分にとって嬉しい記事です(笑)
※Philip Morris は Altria Group でOKですね♪
そういえば最近ダウから除外されたんですよね?
http://toyop129.blog48.fc2.com/blog-entry-369.html
「この銘柄入れ替えが吉と出るのか凶と出るのかは今はさっぱりわかりません。」
今のところ凶になってますか?
ダウの入れ替えは知りませんでした。情報ありがとうございます。DIA買って変に銘柄入れ替えされちゃうくらいなら、今回調べたビジョナリー・カンパニーを自分で買った方がいいのかもしれません。