数年ぶりにREITを検討してみた

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REITが初めて日本に登場した時は、私もREITへ投資していた。
でも、利回り目当ての商品なのに、値上がり50%超で気持ち悪くなり撤収。
数年ぶりにJ-REITを見てみると、なんだかずいぶん銘柄が増えていてビックリ!
このところの金融危機の恩恵を受け、利回り重視の正常な形に戻りつつあるかも?
とりあえず、このサイトで概要をざっと眺めた感想を適当に。

REITについて個人的に気になる点は2つ。

2005年9月以降上場のREITに不信感
2005年秋から翌年にかけて、大きな土地の買い手探しに関わったけど、
ディベロッパーによる取得合戦が過熱していて、こりゃバブルだ、と感じた。
このころ取得した物件が、REITに組み込まれていたらイヤだ。
もっともそれ以前上場のREITも新規に物件を取得しているが…。
(ジャパンリアルエステートの晴海センタービルは2006年12月取得で立地条件も悪い)

賃貸住宅が組み込まれているREITがイヤ
住居特化のREIT、ニューシティ・レジデンスが破綻したから嫌いという訳ではない。
外資系金融機関の社員は、高級賃貸マンションの優良顧客だったが…。
また、都内の新築マンションは売れ残りが目立ち、今後叩き売りが始まるかも?、
持ち家志向のなお強い日本では、値下がりした物件の購入へ目が向きそう。
家賃下げても入居者なし、なんて事態がやってくるかもしれない。

この2つの条件で選別すると残りは13銘柄。全上場REIT時価総額の75%が残る。
東証REIT ETF というインデックスETFがあるけど、妥協すればこれでもいい?
いや、私はオタクなので(笑)、もしREITに投資するなら、保有物件一覧を調べ、
都内で取得額が高いビルは自分で見に行ったりして、銘柄選びを楽しみたい。

コメント

  1. harepanda より:

    東京に勤めていれば、「本当に埋まるの?」という感じの新しい高層ビルを多数見かけます。周辺地域には、ものすごい数の新築マンションがあり、私の家にも宣伝が飛び込んできます。さいたま新副都心や横浜みなとみらい地区は、まだまだ、土地が余っており、スカスカの状態です。
    この状況ですから、REITはまだ下がると私は思います。
    最近、ゴールドマンサックスがJ-REITは底値だと発表しましたが、そもそも、GSのような証券会社や格付け会社は、根拠の無い強気の予想を出すので、会社がつぶれた後になって、「あの格付けは、なんだったんだ」ということが多々あり、信頼なりません。
    REIT会社の突然死に驚いてはいけません。ニューシティ・レジデンス投資法人に、破綻の1か月前まで、AAAとかA+とかを出していた格付け会社の担当者は、今頃、「投資は自己責任。凍死家の損失と、うちは無関係」と開き直ってますよ。金融企業標準の高い給料をもらいながら。
    http://www.data-max.co.jp/2008/10/post_2882.html
    http://diamond.jp/series/nagasawa/10049/?page=3
    週刊文春によると、REITを売っている東証一部上場企業の破綻リスク第9位は、なんと野村不動産HD(転売用不動産を除いた当座比率ワースト10にランクイン)。
    REIT以外の経済概観については、ブログに2つ記事をあげました(10月21日に、別の記事をあげる予定です)。ご参照いただければと思います。
    お気に召しましたら、当方の麻生ロゴを個人ブログのサイドバーなどに貼っていただけますと、幸いです。この不況は政治の不手際で拡大する恐れがあります。

  2. まろ@管理人 より:

    たくさん情報ありがとうございます。
    不動産価格もっと下がってくれるといいなぁ、っていうのが正直なところです。なんかここ3年で都内に家を買うなんて夢のまた夢のお値段になってしまいましたから…。