来店してもらわなきゃ意味ないじゃん

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以前「マーベリック・カンパニー」の中から、
ING Direct の記述を紹介したけど(→該当記事へ)、
同じ銀行業 Commerce Bancorp (コマースバンク)の話も面白い。

創業者のヴァーノン・ヒルは、銀行を最先端の小売業と捉えている。
とにかく店にお客が来ることを喜び、
どうしたら繰り返し来店してもらえるのかに知恵を絞っている。

日本の銀行のように平日15時に閉めてしまうようなことはなく、
当たり前のように週7日営業し、平日も夜遅くまでオープン。

コマースバンクは、両替を無料にしたり、店内にゲーム機おいたり、
とにかくお客が店を訪れてくれるよう、いろいろ頑張ってるのに、
私の身近では、???な改装が行われた。

自由が丘には、野村、大和、日興、大手証券3社が店を構える。
私の中で自由が丘の日興は論外なので、足を踏み入れることはないが、
昼休みに野村と大和の店内を物色し、目に付いた資料をゲットしていた。
ところが最近、大和が店舗改装を行い、店にやたらと入りにくくなった。
まるで取引しないヤツは入ってくるな、って感じ。
感じが悪いから、IPO用に50万くらい入れてあったお金も回収しちゃった。

でも、個人の証券取引は間違いなくネットの時代。
証券会社が店を構えるからには、外から見て入りにくい店は最悪。
その点、自由が丘の野村證券はなかなか良い店作りしている。
いつも販売商品は批判しているけど(笑)、用がなくても気軽に入れて、
警備員さんまでが「いらっしゃいませ」と声をかけたり、いい雰囲気だよ。

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