BusinessweekのWebサイトにジョン・ボーグルのインタビュー記事見っけ。
インタビューだからこの英語あんまり難しくなくていい。
Even if I was pretty confident that the decline will continue—and I think it’s more likely than not—you’ve not only got to get out right, you’ve also got to get in right. You must be right twice. So if you get out now, and the market goes way down another 15 or 20%, which is quite possible, they will be so scared they won’t get in.
と投売りのようなマネを否定し、
いったん売却してもっと下がってから買い戻そうとたくらんでも、結局は…
You’re going to be in cash and the market is going to come back, and then you’ll pay a higher price to get in than you got out today.
でもまぁ日本の投資家で今パニックになってる人って
株の信用買いやFXでギャンブル楽しんじゃった人だろうから、
この手の人たちには、手仕舞いをお薦めしたい。
ついでにインタビューの中のこのフレーズが気に入ったのでメモメモ。
In the long run, investing is not about markets at all. Investing is about enjoying the returns earned by businesses. And the stock market is nothing but a giant distraction in that quest to acquire returns that business earns.
コメント
まろさん、
こんにちは(こんばんは)。
非常に参考になります。まろさんが、引用されている最後のフレーズはすごく的をえていて良いですね。
短期で大きく変動する市場で、売り買い(この場合は特に売りに関して)するのは基本的に、投機的な色彩が強いと思います。長期的な視点で見て、非常に魅力的なものもでてきているので、買いに関しては、必ずしもあてはまりませんが。。。
最後のフレーズで言っているように、長期的には、投資はビジネスの(成功)によってえられる利益がリターンとなるわけで、市場(の短中期的な変動)によってもたらされるものではない、と思います。(それは投機だと思います)
バフェット氏も、米国のインデックス・ファンドを買う事に関して、米国のビジネスに対して投資する、という表現を使っています。
以下、私のブログで以前紹介したバフェット氏のCNBCのインタビューからの引用です。http://alpha75.blog107.fc2.com/blog-entry-13.html
「一番良い方法は、低コストのインデックスファンドを買う、そして、それを長期にわたって定期的に買い続けることだと思います。なぜなら、素晴らしいビジネスであるアメリカの産業全体を買っているからです。そして、もし相当の期間、買い続けたとすると、一番の下値で買うことにはならないが、一番の高値で買うのでもなくなります。そして、コストは非常に低いです。コストの差は、投資家にとって非常に重要なものです。
「コストの差は、投資家にとって非常に重要」という言葉にピンときて、
今日の記事に書いた、ボーグルさんへ手紙を送ろうって思いつきました。
かなり発想が飛躍していますが…、
面白いことにチャレンジするきっかけとなるコメントありがとうございます。