バフェットさんがビル・ゲイツの財団に多額の寄付をしたけれど、どうも違和感が。
だって現金じゃなくて、バークシャー・ハサウェイの株式を寄付するんでしょ?
そこが納得できないのだ。
これまでのバークシャーのバフェットさんの手紙から、
彼の死後も売却することなく、同社株を保有し続けてくれる財団に寄付をする
というのがバフェットさんの願いであると、私は認識している。
しかもバークシャーは全く配当を出さない会社だ。(バフェットさんが健在な限りは)
よって、バークシャー社の株は、慈善事業の資金源とはなりえない。
なんかおかしいと思わない???
この一件は、純粋な寄付行為ではないんじゃないかな。
自分の死後、バークシャーをオーナーとして見守ってくれる人物として、
友人のビル・ゲイツを選んだ、というのが真相ではないかな。
経営権は発生しないよう、バフェットさんは自分の持ち株を
議決権が200分の1のB株に転換してから寄付するんだって。
バークシャーのA株とB株
日本の会社法でいうところの種類株式。
B株の株主はA株の1/30の権利を持っているけど、議決権については1/200。
詳しくは、1995年の手紙、またはカニンガム著「バフェットからの手紙」P237
コメント
TBありがとうございました。
こんにちは。TBありがとうございます。
バフェット氏の寄付について、詳細は知りませんが、富裕層に対しての反発があるのは感じられます。
米国で相続税廃止論がありますが、その影響は日本にも及ぶと思います。
”平等”と良いながら、富裕層のみを擁護する税制に疑問を感じています。そういう意味でバフェット氏の発言は、注意を引きました。
バフェット氏にお詳しいようですが、またご意見等ご披露頂きたいと思います。
宜しくお願い申し上げます。
葵東子さんへ
書き込みありがとうございます。
日本の場合、相続時精算課税ができたばかりなので、
当分の間、相続税はなくならないと思います。
こんにちは。
最近投資ブログを立ち上げました。投資スタイルは同じかなあと(私はまだまだ未熟ですが。)。
この記事に「あれ?」と思ったので私のブログに記事を書かせていただきました。