バフェットからの手紙を日本語訳する、という大胆な企画の第2弾!
今回は、Warren Buffett’s Letter 2003(原文はこちらから)の4~5ページを翻訳。
ちなみに翻訳ソフト(ATRASパーソナル)は、やっぱり完璧じゃないね。
しっかり訳すべき場所を探すのに役立つ程度。苦手な英語と格闘の日々じゃ。
そんなことは置いといて。日本語訳をどーぞ。
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評価が同様であるとき、私たちは、株式を所有しているより事業を所有しているのを強く好みます。しかし、ここ数年間のほとんどは、事業に比べて株式の方がはるかに安かったのです。したがって、私たちはその当時、持ち分を急激に増やしました。
しかしながら近年、私たちは、本当に割安な株式を見つけにくくなりました。私たちの運用するファンドが急成長したことで、より難しくなったためです。今日、バークシャーの運用成績を動かすために十分大量に購入できる企業の株式は、10年前と比較してわずかしかありません。
(投資マネージャは、うまく運用するよりも、投資家からのファンドへの投資を増やすことで利益を上げようとします。ファンドの純資産増加は、彼の投資成績を傷つけるものではないと言う人もいるかもしれませんが、成長しているのは彼の鼻なのです。)
購入する会社に以下の3つのポイントを見つけることができれば、私たちが多額の投資をできる、魅力的な値段の株式不足は私たちを苦しめることはありません。
(1)順調で永続的な経済的特性があること
(2)有能で正直な経営者によって経営されていること
(3)常識的な価格で手に入れられること
近年、これらを満たす多くの事業を購入しましたが、多額の現金流入に見あった運用をするのには、十分ではありませんでした。事業の買い入れの際には、手数料と手抜きの両方で、いくつかのひどい誤りをしました。しかしながら、全体的に見て、私たちの企業買収は一株当たり利益の押し上げにつながりました。
(中略)
私たちは過去に行ってきた資産配分戦略を続けるつもりです。株式が全体の事業よりかなり安くなるなら、積極的に買うつもりです。債券が2002年のように妙味のあるものになるなら、私たちは再びこれらに資金をつぎ込むつもりです。どんな市場や経済状況の下でも、私たちの基準を満たす事業を喜んで買うでしょう。より大きく、より良いものを探し、投資します。バークシャーは現在、過小評価されていますが、今後も定期的に起こるでしょう。それは辛い状態ですが、馬鹿なことをやるほどは、苦痛ではありません。(体験からそう断言できます。)
総合的に判断して、バークシャーの将来の運用成績が、過去のものには遠く及ばないことは確かです。それにもかかわらず、チャーリーと私は、平均以上の運用結果が残せるとの希望を持っています。
コメント
第二弾、お疲れさんでした!!
自分も鼻が成長しないよう、気をつけたいものですね。
投資をとおしていろんな事が学べるというのは本当ですね。
来年もこそっと拝見させて頂きますので
よろしくお願い致しますm(_ _)m