フィッシャーが保有株を売却する理由として3番目に挙げているのが、
「保有株以上に魅力的な株に乗り換える場合」というもの。
ただ挙げながらも、正しいルールで銘柄選択をした投資家には、
そんなことはめったに起こらないと語っている。
私がいつも不思議に思うのが、相場全体が下落すると見込んだ投資家が、
①薬品株などといったディフェンシブ銘柄に乗り換える
②優良株をいったん売却して、下落後に買いなおそうと目論む
といった現象。
①については、常に株で儲けたいという欲望に毒されているとしか思えない。
②については、売却後買い戻せず、その後の値上がり益を逃すのが常であり、
また実際に下落した場合でも、さらなる下落を恐れて買い戻せないものだ。
ってなところで3日間、含み益の保有株を株を売るべきか否か、
フィリップ・フィッシャー氏の言葉を絡めて語ってみたけど、参考になったかな?
コメント