この間のSRIシンポジウムで河口師匠(←今後の敬称は師匠で統一します♪)が、
「SRIの最終形は”I”。最後”R”も”S”とれて”I”だけになる。」とシメた。
風流バカの私は「SRIの最終形は”愛”」と一瞬聞き違えて、あ、いいかもステキ♪
と感じたという、どーでもいい話はとりあえず置いといて…。
同じような考え方を企業のCSRに適用すると、どんな未来像が描けるのかな?と。
うーん、と頭をひねった末、過去と現在のイメージ図を書いてみた。
かつてCSRは自発的に機能していて、経営戦略なんてものではなかった。
左図の企業と社会の2つの○は、共同体という1つの○だったとも言える。
でも貨幣にあらゆる価値判断がゆだねられ、やがて資本市場が形成されていくと、
企業と社会の関係が切り離され、互いに対立するもののように語られるようになる。
そして、離れた2つをもう一度つなごうと、細い線でくっついてるのが現在のCSR。
そして未来は…。
CSR部門が社内にあったり、CSRレポートでアピールしている段階じゃまだまだで、
製品やサービスが消費者に届いたとき、自然とCSRが感じられるのが理想かな。
企業の努力はもちろん、それを理解できるよう消費者も感性を磨く必要がある。
まずは事業とCSRが一体化し、さらには企業と社会が一体化していくイメージ?
そういう流れになると、大きな組織ってうまく成り立つのだろうか?
「人の役に立ちたい」って自発的な意志みたいなものが、核になって動き始めると、
小さな組織がいっぱいの未来しかイメージわかないのは、私の想像力不足???
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