それでもなお、アメリカが有望な可能性

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以前何かの本で読んだ話。
1980年代は日本の時代で、アメリカの時代はもうおしまい、と言われていた。
でも1989年にベルリンの壁崩壊をきっかけにした冷戦終結が転機となる。
軍事産業で働いていた優秀な人々が、シリコンバレーへ大移動を始める。
これが1990年代後半のIT産業の発展に繋がった。って話。

今回の金融危機で、アメリカの金融業界が短期間で復活することには大きな疑問。
でも、そこで今まで働いていたのは、アメリカでもトップクラスの脳みその人達、
であることに疑問を挟む余地はない。その人達が失業したら、どんな行動をとるか?
起業を考えるでしょ? アメリカ人だし、元手にするのに十分な給料もらってた。
5~10年後、またしてもアメリカが新産業をリードしている可能性もあるかも。

また、来月初めにアメリカの大統領選挙。まずオバマ氏が勝つだろう。
日本に置き換えると、先祖が韓国人の日本人が総理大臣になるようなもの。
このアメリカの寛容さに、日本はとても敵わないんじゃないかな。
先進国は高齢化が成長の壁だから、移民に選ばれる国であることも重要。

日本株も確かに安い、だが円高・株安の今こそアメリカ? とても悩んでる。

※おまけ
バフェットさんは数年前にオバマ氏と出会った時、こう評したとか、
"I’ve got a conviction about him that I don’t get very often. He has as much potential as anyone I’ve seen to have an important impact over his lifetime on the course that America takes."
オバマ氏は財務長官にバフェットさんを迎えたいらしいけど、どうなるかな?

コメント

  1. Werder Bremen より:

    遅れて、「大学院合格おめでとうございます!」。頑張ってください!。それでは、経済の質問です(笑)。まろさん、英語も得意だし。
    質問:下記、ケース・シラー住宅指数の記事を読んで傾向を述べなさい。
    小生、工博ですから分野違いですが、ざっと見た感じ、マイアミ、ラスベガス、西海岸(ロス、シスコ)の下落は大きいんですが、ニューヨーク、ボストン、シアトル等々、下げが小さい都市もある。格差があるようです。住宅実需のある都市(ニューヨーク、ボストン等々)とバブル的歓楽街、行楽地(マイアミ、ラスベガス)?貧乏人の住宅需要云々ではなく、日本のバブルの頃みたいに、軽井沢の別荘、宮崎シーガイア、長崎ハウステンボスみたいな状況なのかな?
    http://www2.standardandpoors.com/spf/pdf/index/CSHomePrice_Release_102831.pdf
    http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/en/us/page.category/indices/2,3,1,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0.html

  2. まろ@管理人 より:

    「まろさん、英語も得意だし。」は嫌がらせとしか思えないです(笑)
    TOEIC730点以上取らないと大学院卒業できないから、金融危機より恐怖です。(私の祖父は英語ノイローゼがきっかけで亡くなりました)
    でも、せっかくなので考えてみます。英語できないからケース・シラー住宅指数の調べ方も分からなかったので(笑)